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GTHKD04:凛 [drive/touring]

網走市郊外。
畑の中の民宿で、アラームの鳴る1時間前=朝4時に目が醒めた。

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二度寝をキメようかとも思ったが身支度をして出発、朝露に濡れた幌をかけたまま、網走市内を抜けてD76で能取岬へ行く。
森を抜け、乾いたソフト・トップを畳みながら、オホーツク海を眼前に岬へのアプローチを走った。
パーキングにボクスターを駐めてベンチまで歩き、市内のローソンで仕入れたパンとコーヒーで朝飯と洒落込む。
薄曇りで風が冷たく肌寒いが、ここはとても綺麗な場所だとつくづく思う。
また来ようと独り呟いて、静かな岬を後にした。

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網走に戻り、斜網広域農道を東に向かう。
この辺りは直線道路だらけだが大きなアップ・ダウンを伴うため、その先の交差点や対向車の有無に十分留意しながら走る。
清里町の外れには、斜里[しゃり]町の有名な「天まで続く道」にも劣らない、ひたすらまっすぐな道が伸びていた。
日本の東端近くまでやってきたが、今回は何度も走っている知床半島へは行かないこととし、半島の付け根を横切るR244を爆走する。
案の定、人家もクルマも何もなく、左右の森からの動物出現にのみ警戒をしながら、ボクスターを走らせた。

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途中、国道からちょっと入ったところにある越川温泉に立ち寄ってみる。
先客は、風呂から上がって汗ダクなパンツ一丁のおじいさん。
地元の方と思われ、この温泉についていろいろと説明して下さるものの、「とても温まる」らしいこと以外は何を言ってるのかサッパリわからない。
とりあえずお礼を申し上げ、料金箱に200円を投じて入浴したのだが、ちょい温めの湯がドバドバと掛け流され、実にいい気分で浸かれる温泉なのであった。
しかし温泉は熱くはなく、長湯をしたつもりもないのに、おじいさんの言う通り身体の芯から熱くなって、とても湯上りにすぐシャツなど着れる状況に無い。
なるほど、湯小屋の壁に貼ってあった「此のお湯は、一度入いれば凛として」云々は、この効能が謂れとなっているのであろう。
しかしながら小生の愚息は一向に凛とする気配も無く、ただ沈黙を守るのみであった。

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浴後のオープンは、最高!
ボクスターを買って良かったと思うことはたくさんあるが、風呂上りに屋根を開け風を切って走らせる気持ち良さは、また格別である。
誰もいない森を走り抜けて中標津[なかしべつ]に入り、昼飯を物色した。
中国料理 大和殿」のなかしべつラーメンは、地元の肉や野菜、チーズなどを盛り込んだ、ミルク入りの味噌仕立て。
ご当地感満載のラーメンを平らげて、午後のドライブ・プランを練り、「じゃらんnet」で本日の宿を確保した。

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南へ向かうD8はそれなりにクルマが走っており、道東には珍しい追越禁止区間が長く続くつまらない道である。
別海[べつかい]からはアップダウンが気持ちいい農道でマイペースを取戻し、R243で厚床[あっとこ]へ。
D1127で初田牛[はったうし]まで出たところで、D142/D123の大好きな北太平洋シーサイドラインでのドライブを開始する。
冷たい海風を浴びながら、誰にも邪魔されずにボクスターは走り続けた。
厚岸[あっけし]まで走ってからD14を北上、初めて走ったのだが、牧草地帯を独走できる素晴らしいカントリー・ロードである。
ツーリングマップルの北海道版は、他の地域の版と較べて「おすすめルート」の記載が少ない。
それは恐らく内地の各版とは基準が違っており、「おすすめ」の閾値が格段に高いからであろうと思われる。
もしも同じ基準で作っていたら、北海道版の地図はおすすめルートだらけになってしまうことだろう。

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標茶[しべちゃ]からはR391と釧北広域農道で摩周まで、更にR243を快走し、カルデラ外輪山を駆け上がって美幌峠に到着。
ヒイコラと歩いて展望所まで上り、曇り空を映す眼下の屈斜路湖を存分に睥睨してから、来た道を戻っていった。
本日の宿は、弟子屈町のゲストハウス「ひとつぶの麦」。
二食つき相部屋で3,000円、私は個室としたがそれでも4,000円で泊まれるのだから実にありがたい。
同宿の皆さんとビールを片手に鍋をつつき、旅の話で大いに盛り上がった。
しかしながら、明日の予報は全道的に雨模様。
どうしようかと考えたが、考えても仕方ないので、寝た。



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コメント 4

handy

こんばんは。
連日のツーリングお疲れ様です。
北海道は行きますが、自分で運転したことはありません(涙)
愛車での旅、凄〜く羨ましいです!
自分も北海道ツーリング、計画したいです。
引き続き安全運転で楽しんで下さいね。
by handy (2017-09-11 22:54) 

wata

handyさん、こんにちは。

こちらこそ、ツーリング記におつきあいいただきどうもありがとうございます!
旅のスタイルは人それぞれですし、北海道のクルマ旅も「飛行機+レンタカー」が一般的なのだろうと思います。
が、可能であれば、一度ご自身のクルマを北の大地で走らせてみてください。
思ったほど大変なことではありませんし、そもそも満足感が段違いですよ。
是非!

by wata (2017-09-12 20:58) 

junki

こんばんは。
以前「滝川の里」へ出掛けたと書き込んだ者です。
ツーリング記を楽しみに毎晩覗いております。
私も関東から2年連続でGWに北海道へ行っておりまして、
今年初めて1日だけレンタカーを借りました。
極力自車に近いクルマを借りてみた訳ですが、所々思うのはやはり「自分のだったら・・」ばかりでした。
そんな折、一番思い出になったのは国道452号のシューパロ湖経由で、
この交通量が国道なのかと。
452が登場するか・・ですがwataさんならばもっとアツい道路を選んだだろうと楽しみにしております。
by junki (2017-09-13 00:02) 

wata

junkiさん、こんにちは。

GT記をご覧いただき、ありがとうございます!
北海道を走っていると、レンタカーの多さに改めてビックリします。
それだけポピュラーなのだとは思いますが、クルマ好き、特にドライブ好きならば、是非ご自身のクルマで走って欲しいなぁと心から思います。
ちなみにR452ですが、今回初めて走りました。
いずれ記事にも登場しますので(笑)、引き続きご覧ください!

by wata (2017-09-13 20:52) 

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