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真夏の中部地方ツーリング[2] [drive/touring]

土曜日。
未明まで断続的に降っていた雨は、朝方にはすっかり上がっていた。
雨に濡れたボクスターを拭き上げているうちに朝食の時間となり、腹一杯喰ってからチェック・アウト。
山の端から射してきた朝の光に、ソフト・トップはパリッと乾いていた。

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市道を挟み、K316とK317で構成された通称「やまびこロード」は、涼しい木陰の中を走る快走路。
アップダウンと適度な曲率のコーナーが連続し、ボクスターの楽しさを存分に享受することができる。
途中、休憩に立ち寄った「鷲ヶ岳スキー場」の広大な駐車場では、真っ青な空と山々の深い緑とのコントラストが実に印象的であった。
南へ向かうR156を交通量に我慢しながら走り、美並からはK323で再び山の中へとエスケイプ。
広域農道を経てK63→K58→K64と、田園地帯を快走してゆく。
田んぼの緑も実に鮮やかで、太陽の光を浴びて眩しいほどに輝いていた。

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幹線道路のR41で止むを得ず車列の一員となるものの、白川町でK68に脱出する。
これまた気持ちのいいカントリー&ワインディング・ロードで、アクセルを開けてスポーツ・モードのボクスターを走らせた。
途中、K402へと右折して「坂折棚田」へと立ち寄ってみる。
狭い坂道を上っていくと突然視界が拓け、ボクスターを降りると眼下には幾重にも連なる棚田の風景が展開している。
実に鮮やかで、清々しい眺めだ。
頂上付近のあずまやで温くなったペットボトルのお茶を一気に飲み干してから、来た道を戻っていった。

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恵那からは、R257で更に南下する。
クルマは多くはなく、前を塞がれても見通しの良い区間でシフト・ダウンし、安全にブッコ抜けばいいだけだ。
昼を過ぎ、そろそろ腹が減ってきたな・・・と思っていたところに「五平餅」のノボリを発見!
阿木川ダムの湖畔にある「岩村町地域特産物直売所」の五平餅定食は、大判の五平餅2本にうどんorそば、サラダや煮物の小鉢などがついて700円。
9年前のソロ・ツーリングの際、岩村の街で喰った五平餅がとても旨かったために今回も迷わず注文したのだが、これまた抜群の旨さである。
ボリュームも十分、これで夕食まで腹が減ることは無いだろう。

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R257のドライブは続く。
山間部に入るがカーブも坂もなだらかで、ボクスターのペースは一向に緩む気配を見せない。
空にはいつの間にか雲が拡がっていたが、カンカン照りよりもむしろ涼しくて気持ちいいほどだ。
で、県境を越えて愛知県のいわゆる奥三河地域に入り、最初のトンネルを抜けるや否や、雨。
こんなとき、走行中でもスイッチ一発9秒間で屋根を閉めることができるボクスターのコンバーチブル・システムは本当にありがたいねぇ・・・なんて思っていたら、たちまち豪雨の域に突入。
前が見えないほどの雨にたまらずボクスターを停め、雷鳴を耳にしながら雨足が弱まるのを待つ。
Yahoo!雨雲ズームレーダー」で確認してみると、大雨に見舞われているのはちょうどこの付近だけであり、県域は全般的に晴れている模様。
んもー、肚立つなぁ(涙)。

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10分ほどで小降りとなったためリスタート、しばらく走ると雨は止み、本当に局地的豪雨であったことを改めて実感する。
K507/茶臼山高原道路は雨など微塵も感じられないドライ・コンディションであり、「濡れたままのソフト・トップを乾かす」との大義名分の元、フラット・シックスをブン回してボクスターを走らせた。
この道も何度か走っているが、元有料道路ということもあり、距離のあるスカイラインは走り応え満点。
数は少ないながらも時折現れる先行車に道を譲っていただきながら、終着の茶臼山高原まで一気に走った。
その甲斐あってか、ビショビショだった幌屋根は完膚なきまでに乾燥。
よしよし、と独り大きく頷きながら、リモコン・キーで再びボクスターをオープン・スタイルへとトランスフォームさせるのであった。

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P1050744.jpg売木峠まで上りつめ、K46でダウンヒル。
連続するS字コーナーを正確かつリズミカルにパスしてゆくボクスターの挙動に、バランスの良さをつくづく感じることができる。
旧道を渓流沿いにトレースし、本日の宿へと向かうべくR153から再びR257に入った。
と、またもや大雨が降ってきたではないか!(汗)
再び雨雲ズームレーダーをチェックすると、先ほどの雨雲がこちらへと移動してきており、宿の周辺が豪雨圏内となっている模様。
荷物の出し入れだけでずぶ濡れとなることが明白なため、道の駅「アグリステーションなぐら」の駐車場でしばし待機し、雨が上がってから改めて宿に向かった。

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設楽山荘」は、国道から狭い脇道を入った山の中にある。
移築した養蚕農家をベースに改築したと言う建物は確かに旧いのだが、大広間には囲炉裏が切ってあり実に居心地が良い。
温泉ではないものの檜風呂は大変気持ち良く、地物野菜中心の夕食は素朴ながら本当に旨かった。
「50歳以上はグラスビール一杯無料」の宿泊プランも、ありがたい限りである(笑)。
機会があれば是非また泊まってみたいと思わせる、実に良い宿であった。

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日曜日。
今日も朝からドライブ日和にも程がある晴天で、走り天国の奥三河エリアを縦横無尽に駆け巡りたい衝動を抑え難い。
しかしながら、例によって首都圏の高速道路は午後の早い時間からアホ渋滞が予想されていたため、最寄のICから直帰することとしている。
と言っても、最寄のICまで山間のR257を50km近く走ることになるのだ(笑)。
旨い朝飯をたらふく喰って、設楽山荘を後にする。

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道の駅アグリステーションなぐらで、今が旬だという朝採れのトウモロコシなどの旨そうな野菜を購入し、ボクスターに積み込んだ。
R257は田園地帯のオープン・ロードあり、山間のワインディングあり、渓流沿いの1.5車線区間ありと変化に富んだ道。
クルマが少ないこともあって、ボクスターを実に楽しく走らせることができる。
いや、R257に限らず、ここ奥三河一帯はどこもかしこもいい道だらけなのだ。
いずれまた、重点的に走りに来ようと思っている。

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新城ICの近くに焼肉屋兼農産物直売所の「こんたく長篠」を発見、生落花生やトマト、ナスなどを追加で仕入れる。
調子に乗っていろいろと買った結果、ボクスターのフロント・トランクは野菜だらけとなってしまった(笑)。
新東名はガラガラで快適なのだが、気温はどんどん上がって一部区間では外気温計が35℃を超えるほどの酷暑っぷり。
苛烈な太陽が容赦なく照りつけ、首筋や腕は日焼けで痛いほどだ。
だったら幌を閉めてエアコンかけりゃいいと思うのだが、なぜそうしないのだろう、と自問した。
オープン・エア・ドライビングは、それほどまでに魅力的なのだよ、と自答した。

・・・アホだな、やっぱり(笑)。

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真夏のショート・ツーリングは、3日間合計で1,248kmを走りました。
走行時間は18時間31分、平均速度は69km/h。
平均燃費は9.9km/lでした。

わずか2泊の旅程とは言え、今回もまた事故らず壊さず捕まらず、渋滞にも嵌ることのないクルマ旅を大いに楽しむことができました。
幹線道路を除けばどこもかしこも走り放題で、木曽や飛騨、奥美濃、奥三河の「深さ」を改めて実感している次第です。
走行を躊躇するほどの土砂降りを喰らった時間帯もありましたし、直射日光であったまパーになるんじゃないかと思えることもありましたが、それもまた、真夏のツーリングの醍醐味です(←そうか?)。
これからもボクスターを駆って、心を解き放つ素晴らしいツーリングを続けていきたいと思っています。

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コメント 4

mirror

wataさん、こんにちは、久々のコメントのmirrorです。
中部にそれも茶臼山に来ていたんですね!
その日は私も同じような時間に茶臼山を走っておりました。
微妙なすれ違いだったんですかね〜、是非お会いしたかったです、残念(泣)
昨日は前回のブログを参考に岐阜のK478からR360を走って来ましたが、凄く楽しい道でした!
名古屋在住ですが、wataさんの走行ルートは本当に参考になります。
地元なのに全然道を知りません(笑)
ボクスター納車から4ヶ月ですが風を切って走る気持ち良さ、楽しさは何物にも変えられないですね〜。
またブログ楽しみにしています!
by mirror (2016-08-12 15:38) 

wata

mirrorさん、こんにちは。

おぉ、マジですか!
どこかで遭遇していたら面白かったんですけどねぇ。
茶臼山を始め、奥三河はドライブに最適な道ばかりで本当に大好きなエリアです。
関東から見るとあまりメジャーでは無い感じですが、それだけに交通量が少なくて走り放題なんですよね(笑)。
下小鳥湖ダムから天生峠は、ボクスターのハンドリングを楽しむのにピッタリの道ですよねぇ。
こんなBlogでも、参考にしていただけたのであれば幸いです。
これからもお互いに、屋根を開け放って楽しく走っていきましょう!

by wata (2016-08-12 20:43) 

amataro

マイナーな道だと思っていたらみなさんご存知なのですね天生峠。。。
数年前にたまたま迷い込んで走りましたが、もう一度走ってみたくなってきました。

このエリアは関東からですと少し距離がありますが、2泊ぐらいで周ってくるにはいい距離ですね。
最後の写真が充実したツーリングを物語ってますねー。
by amataro (2016-08-14 09:22) 

wata

amataroさん、こんにちは。

そうですか、amataroさんも越えてましたか、天生峠・・・。
どう考えても普通の観光客の方が走る道ではありませんし、「もう一度走ってみたくなってきました」なんて言ってるamataroさんも、やはり常人では無いのですね(笑)。
今回、最終日は帰るだけでしたが、それでも実に充実した3日間のツーリングでした。
夏休みの週末なのにクルマも少ないいいルートなので、是非走ってみて下さいね!

by wata (2016-08-14 19:48) 

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