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GTHKD09:RYDEEN × KAMUI [drive/touring]

グランド・ツーリング、北海道最終日の朝。
6時に起きてボクスターを走らせたが、曇っているせいか、前回と同様ニセコパノラマラインからの雲海を見ることはできなかった。
数日前にも屈斜路湖で雲海を見ようと思ったが雨で叶わず、いずれも宿題として自身に課すこととする。
次回こそは、期待しよう。

宿の前でフロント・ウィンドウの虫取りなどをしていると、誰もいない道を歩いてきたおばあちゃんに声を掛けられた。
訊けば、ホテルから独りで散歩に出てあちこち歩いているうちに、道に迷ってしまったのだと言う。
そのホテルをGoogleMapで調べると、ここから結構な距離があったため、「よくここまで歩かれましたねぇ」と笑ってボクスターでお送りした。
おばあちゃんは87歳、四国から家族旅行でやって来たとのこと。
とても感謝され、私もちょっと嬉しい気持ちになった。

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朝飯を腹一杯喰ってチェック・アウト。
ボクスターに興味深々の宿主さんに「生・電動開閉ショウ」を披露、旅の荷物が積めるミドシップ・オープンカーの魅力を存分に語ってから、宿を後にした。
今日のゴールは、新潟行きのフェリーが出る小樽港。
往路と同様、新日本海フェリーがスピードの速い新造船を投入してくれたおかげもあり、出港時刻が従前の10:00から17:00へと大幅に繰り下がっている。
そう、2年前は宿を出て港へ直行するしかなかったのだが、今回からは道内最終日もドライブを楽しめるようになったのだ。
D66を岩内まで駆け下り、残り僅かとなった旅の無事を神社に祈ってから、R229/雷電国道で積丹半島を走る。
気温は20度プラス、走るに連れて青空が拡がり、海からの風を切って走るボクスターのドライビングが大変気持ちいい。

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改良済みの立派なトンネルをいくつも抜けて、神威[かむい]岬に立ち寄った。
ここは十数年前、札幌在住時代にも何度か来ているが、片道15-20分と言われる岬までの道が険しそうなので、情けないことにこれまで歩いたことがない。
今日は心を入れ換えて突端を目指すことにした・・・のだが、やっぱりしんどくて、岬に到着する頃にはヘトヘトとなっていた(涙)。
ところがその景色は、予想以上の素晴らしさ。
真っ青な海にローソク岩が屹立し、その向こうは水平線まで果てしない海が拡がっている。
写真などで見てはいたのだが、実際にその場に立って感じるインパクトは、やはりバーチャルの比では無いのだ。
いや、来て良かった・・・と思ったが、しかし帰り道もやはりヘトヘトになった(涙)。

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引き続きR229で積丹半島をぐるっと走り、腹が減ってきたので昼飯を喰おうと広域農道/フルーツ街道からR5で小樽の街に入る。
小樽と言えば寿司、かもしれないが、私には若鶏の半身揚げの方が数倍も魅力的に思える。
ニューなると」のそれは皮はパリッと、中身はふっくらジューシーな逸品だ。
揚げたてのアッツアツを骨までむしゃぶりつき、満腹&満足で店を出た。

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フェリーは出航1時間前までの集合が原則だが、それにはまだ多少時間がある。
そこで、市内のコイン洗車場で蟲まみれのボクスターを洗うことにする。
せっかくなので、ボディだけでなくホイールや室内までも清掃した結果、出発前よりもむしろキレイになった(笑)。
料金は都内近郊の半額以下だし、クソ蒸し暑い地元に帰ってから洗うよりも、よっぽどいいのではないかと思われる。
大いに気分を良くして、小樽のフェリー埠頭へと向かった。

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この日は台風の影響で太平洋航路が欠航となったらしく、リルートを余儀なくされたと思われるクルマとバイクで埠頭は大混雑。
かなり待たされてから乗船すると、同じ低床車(=シャコタン車)用の第二甲板には987型ポルシェ・ボクスターSやリバース・トライクのBRP・Can-Amスパイダー、FD3S型マツダ・RX-7が並んでいる。
それぞれのクルマを拝見しながらドライバーの皆さん(987は女性!)に声を掛ければ案の定、「北海道は最高、帰りたくない」と全員異口同音に言っていた。
いやしかし、みんなカッコいいなぁ!

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デッキに出ると、新日本海フェリーの新造船「あぜりあ」は切ない汽笛を轟かせて港を離れた。
往路に乗った姉妹船「らべんだあ」と同じく、この船にも露天風呂が設えられている。
タオルをぶら下げて早速入りに行くと、往路の露天風呂で一緒になったお兄さんが気持ち良さそうに浸かっており、大笑いの再会と相成った。
風呂から上がってサッポロ・クラシックを飲み、風に吹かれながら水平線の彼方に沈み行く太陽を眺める。
その姿は雲に隠れてはいるものの、残照を映す空は赤々と美しく染まっていった。



じゃぁな。
また来るぜ、北海道。

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(了)

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ラビー

グランド・ツーリング北海道、堪能させていただきました♪
もう、最初の写真から、いいな~キレイだな~行きたいな~っを連発です(笑

膝に乗っかってるニャンコを見た時は、脱力してしまいました~。

神威岬のあの海の色、なんてきれいなんでしょう、
ヘトヘトになっても見に行きたい~北海道魅力的過ぎます。
あのまっすぐなどこまで続くんだろうって言う道を私もドライブしてみたいです(まっすぐで車も人もいなければ、私も運転できるかも・・・爆)

私も、生・電動開閉ショウ見たいですっ(笑
グランド・ツーリング、お疲れさまでした♪

by ラビー (2017-09-23 17:31) 

でんきやさん

楽しく拝見させていただきました。贅沢なお願いですが、ムービーも是非お願い致します。
by でんきやさん (2017-09-23 18:12) 

yone0531

wataさん こんばんは。
北海道GT 楽しく読まさせて頂きました。
北海道やはり、素敵ですね。wataさんの写真も素敵すぎます!
それにしても、往路で一緒になったお兄さんと露店風呂で
再会とは、偶然でも凄いですね。
北海道、やはり人生で一度でも行くべき場所ですね。
社会復帰難しくなりそうな場所です。
by yone0531 (2017-09-23 23:29) 

忠

初めまして。

少し前から拝見していました。皆さんと同じ感想ですが、素晴らしい風景と美味しそうな料理の写真、それと余裕のある文章に一緒に旅をしているように引き込まれました。すっかり感化され、ドローンも研究中です!笑)
最後の夕陽の写真を見て、吉田拓郎の「落陽」が頭の中で鳴り響いているオジサン達がたくさんいるのではないかと思います。

有難うございました。
by 忠 (2017-09-24 09:48) 

wata

ラビーさん、こんにちは。

GT記におつきあいいただき、ありがとうございました。
北海道は、クルマをただ走らせているだけでダイナミックな景色が次々と展開していきます。
道北や道東にはアホみたいにまっすぐな道がたくさんあり、市街地を除けばほとんど誰も走っていませんので、初心者の方でも安全にカッ飛ばすことができますよ(笑)。
神威岬、「積丹[しゃこたん]ブルー」の海は、晴れていればもっとキレイに見えたはずです。
いずれにせよ写真や動画などでは絶対に再現できませんので、ラビーさんも是非行ってみてくださいね!

by wata (2017-09-24 21:14) 

wata

でんきやさん、こんにちは。

ここまでご覧いただき、どうもありがとうございました。
ムービーは、お願いされなくても勝手に制作し後日開陳させていただきますので(笑)、おヒマでしたらご覧ください。

by wata (2017-09-24 21:15) 

wata

yone0531さん、こんにちは。

いつもご覧いただきありがとうございます!
写真はですね、毎度申し上げている通り、実際に受けた感動の1割も再現できていないと思います。
つまり私のBlogでお伝えできているのはほんの一部分だけですので、機会を作って是非とも現地で体感していただきたいと思います。
船上露天風呂での再開には笑いましたが、道内でも何人もの旅人と話をさせていただきました。
そんな経験もまた、北海道ならではだと思いますよ。

by wata (2017-09-24 21:15) 

wata

忠さん、はじめまして。

コメントをいただき、どうもありがとうございます!
よろしければ、これからもおつき合いいただけるとありがたく思います。
感化してもらえるようなBlogではありませんが(汗)、やはり北海道はクルマ旅にとって最高のフィールドですから、写真を整理したり記事を書いたりするのもとても楽しかったですよ。
ちなみに船上からの夕陽を見て私が口ずさんだのは、「♪ぎんぎんぎらぎら夕日が沈むぎんぎんぎらぎら日が沈む~まっかっかっか空の雲~みんなのお顔もまっかっか~ぎんぎんぎらぎら日が沈む~」でした(笑)。

by wata (2017-09-24 21:15) 

handy

北海道GTお疲れ様でした。
道に迷っているおばあちゃんを送っている光景を想像し、心があたたかくなりました。
思いもよらずポルシェで送ってもらい、良い想い出になったことでしょう。

次回も楽しみにしています。
by handy (2017-09-25 22:54) 

njii

wataさん。初めまして。
同じボクスターのホワイトに乗っています。大分県在住の者ですが、来年は北海道ツーリングを予定しています。6年前は友人とバイクで行ったのですが、来年は妻とのツーリングです。オロロン街道等wataさんのブログを見て懐かしく思いながら来年のコースを参考にしています。今後もよろしくお願いします。
by njii (2017-09-26 11:47) 

wata

handyさん、こんにちは。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
おばあちゃんは2時間近く迷っていたらしく、しかもホテルから遠ざかる方向へ驀進しておりました(汗)。
他人様の役に立つことなど何ひとつできない私ですが、感謝されるのは嬉しいものですね。
しかし幌をかけたままのボクスターはとても乗り降りがしにくいので、おばあちゃんが腰を痛めてしまったのではないかと心配でなりません(汗)。
by wata (2017-09-26 19:12) 

wata

nijiさん、はじめまして。

コメントをいただき、どうもありがとうございます!
同じボクスターにお乗りとのこと、お互い安全に楽しく走らせていきましょう。
それにしても、大分発着のご夫婦北海道ツーリングを企画されているとはビックリです。
行くまでがめちゃくちゃ遠くて大変かもしれませんが、ボクスターならお二人分の荷物も楽勝で積めるでしょうし、長距離移動も抜群のスタビリティでさほど苦にならないと思います。
もちろん道内では屋根開けて走り放題ですので、素晴らしく楽しいツーリングになること請け合いですよ!
by wata (2017-09-26 19:13) 

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