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春のツーリング[4] [drive/touring]

朝6時の長良川温泉には、やっぱり雨が降っていた。

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最新の予報では今日も明日も降り続き、おまけに明日はところによって雪になると言うから穏やかでは無い。
まぁ天気に文句を言っても始まらないので、大浴場でどっぷりと朝風呂に浸かり、レストランでたっぷりとバイキングの朝飯を喰った。
地下駐車場のおかげで雨に当たることなく荷物の積み込みを終え、ボクスターをスタートさせる。
当初はどこかであと一泊しようかとも思っていたが、さすがに雪なんぞに降られちゃたまらないので、今日を最終日として帰ることにした。
とは言え、最寄のICから高速に乗ってまっすぐ帰るようでは芸が無いし、名折れだ。
今日もまた「いい道」を選んで走り、どこかでゆっくりと昼飯を喰ってから帰ろうと思う。

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混雑する市街地を出て東海北陸自動車道を跨ぎ、K80で見坂峠を越えてゆく。
「大型車通行不能」との嬉しい看板に偽りは無く、無人の峠道は1車線レベルで実に気持ちがいい。
強まる、或いは弱まる雨の中、K63→K85→K294→K58とクルマの少ないローカル県道を結んで走り、R41を経てR256に突入。
2年前の秋に反対方向から仲間と爆走し、その楽しさに大笑いした道である。
佐見川沿いのストレートから桜峠を越える屈曲路まで、広狭混在何でもありの交通量僅少ドライビング・ロード。
屋根は開かずとも、ボクスターの走りを存分に堪能することができた。

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R257を南下、K3を経てR19で長野県に入ったのだが、何故か妻籠[つまご]付近の荒れた林道に迷い込む。
「来るんじゃなかった感」に苛まれながらUターンもできない狭路をとぼとぼと辿り、ようやく出たところの廃校跡でひとやすみ。
ここは旧妻籠小学校、景観保全のためにクルマの乗り入れが禁じられている妻籠宿の上にいるようで、周囲には人っ子一人見当たらない。
黒い板張りの木造校舎や苔むした二宮金次郎像に、時代の流れを感じさせられるのであった。

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再びR256を東進していると(しかし昨日今日とR256をよく走る)、「手打そば 蝶家」の看板を発見。
風味豊かな手打の黒い田舎蕎麦や、カラッと揚げられた天ぷらはもちろんだが、ここの店はそばつゆが実に旨い。
ダシの効き具合が絶妙で、とろりとした蕎麦湯でキレイに飲み干し、大満足で店を出た。
雨は上がっている。
すぐにまた閉めなければならないと解ってはいるものの、乾いていた幌を下ろして走り出す。

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その先、これも2年前に激走した大平峠&飯田峠越えのK8は、4月中旬まで冬期通行止めとなっている。
いつかまた季節のいい時に走りに来ようと心に決め、R256で清内路峠のトンネルを抜けていく。
美しい名前で覚えていたこの峠道、前回走ったのはもう20年以上も前で、当時はトンネルなどなく狭い峠道を通って妻籠方面へ向かったことを思い出す。
その頃はまだ、妻籠小学校にも生徒たちの声が響いていたことだろう。
昨日走った岐阜/滋賀県境のR303は落ちたら死ぬレベルの凶悪山岳路だったし、紀伊半島の国道も狭隘区間が延々と続いていて、今のような完全2車線路になるとは夢にも思っていなかった。
当時20代の終わりだった私も、今や50歳過ぎのオッサンなのだ。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

・・・ダメだ、この一行しか思い出せない(笑)。

再び雨が降り始め、仕方なくボクスターのトップをクローズする。
もうすぐ街に出る。
中央自動車道/飯田山本ICまで、あと少しだ。



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コメント 6

でんきやさん

昔は、妻籠から飯田までの清内路峠超えは、タイトなコースで、走りがいがありました。トンネルができて、いいのかどうなのか、一般的には走りやすくなりました。秋の紅葉はとてもきれいですよ。近くに昼神温泉があります。ここで一泊されたらよかったのに。結構、至近距離を通過されたようで。。。
by でんきやさん (2018-03-30 22:30) 

wata

でんきやさん、こんにちは。

クネクネ峠道⇒トンネル完成⇒峠道閉鎖・・・というパターンは、いくらでもありますよね。
生活や仕事のために走る人にとっては、安全で速く山を越えられるのですから、いいことずくめなのだろうと拝察致します。
昼神温泉は、山あいの鄙びた静かなイメージがあったのですが、立派な温泉街なんですね。
ちなみに今回ここであと一泊していたら、翌日は雪で帰れなかったと思われます(汗)。

by wata (2018-03-31 00:45) 

ラビー

苔むした二宮金次郎こわっ(怖がりなんですって・・・

無人の峠道、1車線、クネクネ・・・
うちのドライバーさんも大好きです。
助手席で、・・・この道行くの?っと不安に思っても、
楽しいオーラを横顔に見てしまうと、ま、いいかっとなります(笑

妻籠宿、昼神温泉・・知ってるっと思ったら、
阿智村に行った時に立ち寄った場所でした。
お天気ばかりは、こちらの予定通りになってくれないですから、
雪で帰宅難民にならなくてよかったです。
by ラビー (2018-03-31 22:26) 

wata

ラビーさん、こんにちは。

「無人の峠道、1車線、クネクネ・・・」に理解のある方が助手席に乗ってくれているなんて、ドライバーさんは本当に幸せですね。
いやほんと、羨ましい限りです。
阿智村は、星のきれいな村として絶賛売出し中と聞きました。
今回はパスしましたが、妻籠宿や馬篭宿も人の少ない時期を選べばとてもいいところなので、私もいずれまたフラリと歩いてみたいと思います。
いずれにせよ、もう雪は降りませんように(祈)。

by wata (2018-03-31 23:01) 

ラビー

過去記事に再びですみません。
「一目会ったその日から~」怖くて刷り込まれてしまった、
この二宮金次郎に会ってきました。
小学校へ至る道を探して、うろうろしてしまいました(笑
天気予報で、この辺りだけは雨の予報ではなかったので、
出掛けてみました。
妻籠宿は、人がいなくて、貸し切りか?っというくらいでした。
(梅雨時は、お客さんが少ないのよっと、お店の方が、言っておりました)
早く梅雨明けしないかなぁ~晴れのお出掛けが楽しみです。
by ラビー (2019-07-09 20:47) 

wata

ラビーさん

梅雨にもかかわらず、木曽方面へドライブに行かれたのですね!
相変わらず素晴らしい行動力&ドライビング・パワーに敬服するばかりですが、しかしこの二宮金次郎像は、妻籠宿の通りからかなり外れたところにあったはず・・・。
観光客は皆無ですし、わざわざ探して行ったということは、ラビーさんはかなりの二宮金次郎マニアだとお見受けしました(←あるのか?そんなマニア)。

by wata (2019-07-09 22:57) 

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