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サマー・ツーリング2018 [2]佐渡島堪能 [drive/touring]

6時前に起きて、風呂に入る。
大浴場は男女入れ替えとなっているらしく、昨日よりも一回り大きな露天風呂でじっくりと目を覚ました。
朝食のバイキングをいつものように腹痛寸前まで喰い、チェック・アウト。
今日も素晴らしい晴天で、朝っぱらから幌全開である。

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宿を出てK65を走ると、すぐに加茂湖が見えてくる。
群青色の湖面は吹く風にさざめいており、実に爽やかな眺めである。
そのまま島の中央部を南下、R350と合流してからK45で真野湾に出、美しい海沿いを気持ちよく走った。
七浦海岸には奇岩が点在しており、昨日は通りすぎた夫婦岩に立ち寄れば、その迫力に圧倒される思いである。

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相川の町を過ぎ、尖閣湾の一角にある姫津の漁港に立ち寄ってみる。
と、今日はどうやら「いかイカまつり」の日だったらしく、他所者の私もボクスターを置いて少し歩いてみた。
倉庫内の出店にはイカ焼きやイカ刺が並び、おばちゃんたちがイカコロッケをせっせと揚げている。
そのコロッケをひとつ買い求め、ラムネを飲みながら喰った。
具には大量のイカが練り込まれており、とても旨い。

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と、会場の一角に「イカ釣り船体験乗船」の看板を発見!
逡巡する間もなく200円を払ってチケットを買い、ライフ・ジャケットを着てホンモノのイカ釣り漁船に乗り込み、いざ出港だ。
素晴らしくいい気持ちだが、少しでも波があるとグラッと揺れて実におっかない。
観光遊覧船などではない正真正銘の漁船なのだ、ロールもピッチもお構いなしということなのであろう。
沖に出ると、実際に機械を動かして見せてくれた。
「自動しゃくり機能つきイカ釣りマシーン」とでも呼ぶべきか、単にイカツノを沈めて巻き上げるだけでなく、プログラミングされたしゃくり動作が効果的にイカを誘うのだそうだ。
思いがけず貴重な体験をさせてもらったイカ釣り漁船、その舳先に座ってじっと前を見つめるおじいさんは、文字通り「海の男」といった風情であった。
礼を言って船を降り、漁港を出ようとしたら、道のど真ん中でよさこい的なダンスが始まり車両通行止め。
しばらく待って、終わった・・・と思ったら、2曲目に突入した(汗)。

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K45に戻り、北上を再開する。
沿道左手には深く青い日本海がどこまでも拡がり、曖昧な水平線で夏の空と繋がっている。
県道を外れると一面の青田、海や空との鮮やかな対比が実に素晴らしい。
それにしてもこの北上ルートは本当に気持ちが良く、4速⇔5速レベルでのクルージングから2速メインのワインディングまで、走り心を満たしてくれる道がひたすら続いている。
それは北東北の日本海沿岸や能登半島の北部、或いは丹後半島などと比肩しうるレベルであり、ダイナミックな景色を眺めながらのシーサイド・ランがたまらないのだ。
佐渡島の最北部では巨大な岩の大野亀がボクスターを迎え、その先には干潮時の砂州で陸地と繋がる二ツ亀がコバルト・ブルーの海に浮かんでいる。
快晴の空には真夏の太陽、少し歩けばたちまち汗だくとなり、喉を鳴らして冷たいポカリスエットを飲み干した。

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北端の弾崎を回ったボクスターは南下フェーズに入り、ひたすら海沿いを走り続ける。
時折、フェリーで上陸したと思われるバイクの一団や、家族連れのレンタカーとすれ違うこともあるが、ほぼ全行程において走り放題である。
両津の手前でK45を離れ、K81でドンデン山へのヒルクライムを開始。
山に入るとタイト&タフな屈曲路が続き、時にはギア・スティックを1速に叩き込んで標高を稼いでいった。
が、昨日の大佐渡スカイライン同様、山頂は雲に覆われており、見えるはずの景色はまったく見えない。
それでも高所の風はやはり気持ちよく、「ドンデン山荘」のテラスでビーフカレーの昼食をいただいた。
K81はこの先通行止めとなっているとのことでUターン、来た道を駆け下る。
下界に戻って改めて振り返ってみると、なるほど、晴天なのに山の上に雲がかかっている様がよくわかった。

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佐渡島を離れる時間が近づいていた。
往路は両津港から上陸していたが、復路は島の南端に近い小木港からフェリーに乗ることにしている。
両津からのルートとして択んだ内陸部の佐渡広域農道は、これまた文句なしの走り放題快走路。
交通量がゼロに等しい田園地帯や森の中を、完全なるマイペースで走り続けることができた。
ことファスト・ドライビングにおいて、やはり広域農道はドライバーの期待を裏切らないのだ。
海に出る前にK65へスイッチ、続くK81と併せてカントリー&ワインディング・ロードをひた走り、小木港のフェリー・ターミナルに到着した。
いや~、走った走った。

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16時30分発の佐渡汽船「あかね」は、就航間もない高速カー・フェリー。
これまでに乗ったことのあるどのフェリーとも構造が異なっており、車両甲板も乗客スペースも極めて開放的かつモダンである。
で、とにかくすんごいスピードにビックリ仰天。
体感的には往路の「おけさ丸」の倍ぐらいの速さで、佐渡島があっという間に小さくなっていくのだ。
船尾に立ち上がる水しぶきが尋常ではないのでよく見てみたら、なんとこの船はウォーター・ジェット推進ではないか。
なるほど、そりゃ速いわけだ。

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フェリーは定刻の18時10分に直江津へ入港。
このまま宿へ向かってもいいのだが、空は引き続き晴れ渡っており、19時過ぎの日没時にはキレイな夕陽が見られるかもしれない。
そこで海岸線に沿って西へと走り、海の見えるパーキングにボクスターを駐める。
程なく太陽は日本海へと傾き、沈み始め、辺りを紅色に染め上げていった。
久しぶりにいい日没を見ることができて、実にいい気分であった。

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今日の宿泊は、上越市内にある「ホテル門前の湯」。
日帰り温泉施設に併設されたビジネス・ホテル、 といった感じのキレイな宿だ。
広い風呂で汗だくの身体をキレイにしてから、大勢のお客さんで賑わう館内併設の居酒屋「よりあい処 わっしょい」へ。
せっかく日本海に面した新潟県にいるのに、オススメの新鮮な魚介類のメニューには目もくれず、大好きなポテトフライと唐揚げで独り大満足。
こんなんでいいのか?→いいのだ。



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ガソリンはハイオク

wataさんこんにちは。
佐渡島にいかれたんですか。快晴のもと海とサファイアブルーのボクスターが素晴らしいグラデーションを醸し出してますね。
佐渡島は一度はツーリングの候補ですがフェリー料金が高いため一度は断念しましたが(泣)、もう少し稼ぎが良くなったら訪れたいと思います。(笑)
by ガソリンはハイオク (2018-07-21 16:57) 

オーチャム

佐渡島ってこんなに走り放題なんですね~。知らなかった。
佐渡に異動願い出したくなりましたよ(笑)。
異動したら、毎朝、山越えになる家に引っ越してみたりして。
by オーチャム (2018-07-21 21:43) 

忠

こんにちは。

「沿道左手には深く青い日本海がどこまでも拡がり、曖昧な水平線で夏の空と繋がっている。」
右手でないところがルートをよく考えている証拠ですね。海との間に反対車線がありませんから海を近くに感じますし、対向車に風景を邪魔されることもありません。しかもボクスターは左ハンドルですから尚更だと思います。
それにしても・・・・曖昧な水平線で夏の空と繋がっている・・・・なんて、よほどの文才(詩心?)がないと書けません。

「そこで海岸線に沿って西へと走り、海の見えるパーキングにボクスターを駐める。
程なく太陽は日本海へと傾き、沈み始め、辺りを紅色に染め上げていった。」
これも素晴らしい文章ですが、まず写真があって(この写真も写す前にすでに頭の中にあった景色)、その後に文章が続くのですが、まるで俳句とそのト書きのようです。「S2000な休日」の方もよく夕陽の写真を使っていますが、人物も一緒に映していて、写真だけでストーリーが分かります(例えば、僕ぁ~幸せだなぁ~、とか。短歌的です)。wataさんのは俳句なのでしょうね。

続きが楽しみです。こんなの無料で読んでいいのでしょうか?

by 忠 (2018-07-22 09:40) 

マンタロウ

コメント失礼いたします。

以前から気になっていた佐渡島!!
素晴らしい!!
明日年休もらって行っちまうかぁ~!!??・・・と衝動に駆られるレポと画にヤラれました!!

夕陽をバックにポルシェ・・・これで焼酎いけます!!

ありがとうございました。
by マンタロウ (2018-07-22 17:58) 

wata

ガソリンはハイオクさん、こんにちは。

はい、おかげさまでいい天気・・・と言いたいのですが、いい天気すぎて汗ビッショリとなりました(汗)。
佐渡汽船のフェリー料金は、距離から考えるとかなり割高なようですね。
もちろん島民の方には専用の割引があるのでしょうが、一社独占航路ですし、運営も厳しいでしょうから、仕方ないのかなとも思います。
ただ、今回のようにキャンペーン的な大幅割引もあるようなので、タイミングが合えば是非一度行ってみてください。
その価値はあると思いますよ!

by wata (2018-07-23 20:01) 

wata

オーチャムさん、こんにちは。

恐らく、仕事や生活に使う道は町間の国道などに限られている上、そもそも車両の絶対量が少ないことが、走り放題の所以なのだと思います。
ということで、佐渡島営業所着任の際はその旨ご連絡ください。
次回の渡島時に、ご同道願います(笑)。

by wata (2018-07-23 20:01) 

wata

忠さん、こんにちは。

数日間のツーリングに出ると、その感動や記憶を忘れぬよう、Blogの記事はなるべく当日のうちに宿で書くようにしています。
更に、風呂上りにビールを飲んだりして実にいい気分で書いていますので、表現が大袈裟になったり、似合わないのにカッコつけたりすることが少なくありません(汗)。
昔っからBlogの本分は(写真ではなく)テキストにあると考えていますし、特にツーリング記は気分的な昂揚感も含めて残しておきたいと思っているもんですから、こんな感じになっちゃうんです。
どうぞご容赦ください。
ちなみに私は「S2000な休日」の方とは違って独りぼっちなので、「僕ぁ~幸せだなぁ~」的な写真は撮りたくても撮れません。
えぇ、独りで走っているだけで十分、幸せなんですよ(涙)。

by wata (2018-07-23 20:01) 

wata

マンタロウさん、こんにちは。

私もマンタロウさんと同じで、佐渡島は以前から気にはなっていました。
何だか良さそうな気もしますし、わざわざ行くほどのこともない、大したことないんじゃないかという気もするんですよね。
しかし、クルマやバイクに乗る友人・知人は何人もいますが、新潟県在住の知人も含めて、「佐渡島へ走りに行った」と言う話はこれまで聞いたことがなかったのです。
だったらとにかく行ってみよう!ということで、行っちゃいました(笑)。
マンタロウさんは圧倒的に「走る人」だとお見受けしましたので、日程が厳しければ日帰りでも行けますよ。
始発と終発のフェリーを使えば、島内で11時間、走り放題です!

by wata (2018-07-23 20:02) 

ryus

wataさんこんばんは
オレンジ色バックのボクスターに私もやられてしまいました。
大昔の4気筒スピードスターを彷彿とさせる前後フェンダー稜線が
まちがいなくポルシェのなかでの現在のこのクルマの立ち位置を示しています。
wataさんには単なるマシンとは思いますが、とびきりの の一言つけてやってください。(笑)
by ryus (2018-07-24 20:45) 

wata

ryusさん、こんにちは。

この時点のボクスターはかなり汚かったのですが、逆光のおかげで汚れが目立たずに済みました(笑)。
シルエットなので、ボディ・カラーを諦める代わりにフェンダーの稜線やボンネットの造形を意識して撮ったつもりでしたので、そこにフォーカスしていただいたryusさんのコメントは嬉しい限りです。
ありがとうございました!

by wata (2018-07-24 21:36) 

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