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ヤビツ峠・道志みちドライブ [drive/touring]

神奈川県西部、丹沢山塊を南北に抜ける一本の山道があります。
その県道70号線・ヤビツ峠越えのルートを、30年ぶりに走ってきました。

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東名高速道路/秦野中井ICを出てボクスターの屋根を開け、連なる山々を目指し北へと向かいます。
空は雲に覆われており、午後から雨が降るとの予報も出ていますが、今のところはまだ大丈夫のようです。
住宅地を抜けると、K70は山腹に突入。
直ちにスポーツ・モードとハーダー・サスペンションを択んでシフト・ダウン、2速メインでのヒルクライムを開始しました。
中学生の時にはブリヂストン・ユーラシア・ツーリングで、大学生や社会人成りたての頃にはKP61型トヨタ・スターレットSで走っているはすなのですが、道の記憶はまったくありません(汗)。
すなわち初見の道路と何ら変わらないため、慎重かつ先の展開を楽しみに、コーナーをクリアしていきました。
ヤビツ峠までの区間は「表ヤビツ」と呼ばれているようで、展望所などがあり路線バスも走るようなのですが、広狭混在かつ適度なコーナーに恵まれたとても良いドライビング・ロードです。
30年間のブランクはもったいなかったな~などと独り呟きながら峠を越え、そのまま宮ヶ瀬方面に続く深い山の中へと分け入っていきました。

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一気に標高を稼いだ表ヤビツとは異なり、「裏ヤビツ」の勾配はきつくありません。
が、崖っぷちや切通し、荒れた路面にリアル1車線など、変化に富んだタフな山道がこれまたイイ感じなんですねぇ。
ところどころでピッカピカのアスファルトや、センター・ラインも眩しい2車線路などが現れ、また改良工事中の現場を通過したりもします。
しかしながら全体的にはいわゆる「険道」のレベルであり、そんな道が嫌いじゃないのよむしろ好きな私は、アドベンチャー気分に浸りつつドライブを楽しむことができました。
ちなみに30年前、ヤビツ峠から北側はまだ完全に舗装されてはいなかった記憶があります。
終着の巨大な宮ヶ瀬ダムや周辺のキレイな道路、宅地などはまったく存在しておらず、深く美しい渓谷と、その断崖にへばりつくような細い道があるだけでした。
時は流れているのだな、とつくづく思います。

K70を走り切り、さてこれからどこを走ろうかと一思案。
周辺の道路状況を知らせる電光掲示盤には、「国道413号線は災害崩落のため通行止」と表示がされています。
R413/道志みちは、昨年秋の豪雨で大規模な土砂崩れが発生したことは知ってはいましたが、半年経った今でもまだ通行止めが続いているんですね。
気になったのでスマートフォンで調べてみると、崩落箇所を迂回するルートが開通し供用されている模様。
いや、知らなかった⇒まだ知らない人が多いんじゃないか?⇒空いてるんじゃないか?⇒行ってみよう!

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ということで、道志みちを走ることに決定。
迂回路からR413へ復帰すると案の定、クルマは殆ど走っていませんでした。
この道、KP61時代には未舗装区間もあっていつ来てもガラガラだったのですが、道の駅「どうし」を始めとする各種施設の開業や道路の整備により、近年は観光道路として大いに発展しているようです。
そのためか交通量は増える一方で、私の中では「チンタラ走行必至ルート」に分類されており、早朝でもなければ選ぶ価値は無い、と断じておりました。
しかしながら道としての素性はとても良く、明るい山間を駆け抜ける快走路で、山中湖へと下る前には短いながらも峠越えワインディングのおまけつき。
そんなR413を終始マイペースで走り切ることができて、本当にラッキーだったと思っています。
満足感いっぱいのまま山中湖畔に出、冷えてゆくボクスターの音を聴き、聳える富士の山を眺めながら、近くのセブン-イレブンで仕入れた握り飯を頬張りました。
いや~、最高。

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帰路をどうしようかと考えましたが、道志みちをこれだけ走れる機会はそうそう無いだろうと考え、そのまま引き返すことにします。
往路と異なり前走車の出現もあったものの、その都度安全確実にブッコ抜き、十分気持ち良く走ることができました。
迂回路のK76をR413に戻らず北上し、「藤野やまなみ温泉」にピット・イン。
地元のおっちゃん&おじいちゃんたちに交じって、適温の露天風呂で大いに寛ぎました。
風呂から上がって休憩所でグダついていると、山中湖でおにぎりを2個喰っていたにもかかわらず、お腹がグー。
スマートフォンの検索で見つけた上野原の「和い寿うどん」に向かい、肉汁つけうどんの大盛りと長ネギのかき揚げをいただきます。
コシの強いつるつるうどんと甘辛い肉汁との相性は抜群、最後まで飲み干せるように蕎麦湯代わりのダシが供されるのも嬉しいですね。
膨れた腹をさすりながらボクスターに乗り込み、上野原ICからまだ空いている中央自動車道で自宅へと向かいました。


本日の走行距離は、271km。
走行時間は4時間25分、平均速度は63km/h。
平均燃費は、9.8km/lでした。

ヤビツ峠を越えて宮ヶ瀬に至るK70は、交通量がそれなりにあって、週末は狭隘区間で離合に難儀して渋滞が発生する、と聞いています。
加えて最近はチャリンコの往来も増えているらしく、走りに行く道じゃねぇな・・・と思っていました。
が、この日はシーズン前で雨の予報も出ており、朝早ければクルマもバイクもチャリもいないんじゃないかと考えて行ってみたら、大当たり!
30年ぶりのワインディング&アドベンチャー・ドライブを、大いに楽しむことができました。
続くR413/道志みちもクリア・ラップで走り切り、富士山を仰ぎ、露天風呂に浸かり、旨いうどんを平らげ、渋滞ゼロのまま、雨が降り出す前に帰着。
アクセルの踏み過ぎで燃費が10km/lを割ってしまったことを除けば、実に素晴らしい一日でした(笑)。

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枯葉マーク

wataさん、おはようございます。

ヤビツ峠は、裏の未舗装区間でメーカー標準エアロを打った記憶があり
20年以上御無沙汰しています。だいぶ改良された…のかな?
道志道は、先月頭、通行止を知らずに富士方面からの帰路に通りました。
迂回路があったんですね。残雪で気付かず、大回りしていたようです。
by 枯葉マーク (2019-03-14 05:07) 

忠

こんにちは。いつも楽しく拝見しています。

ヤビツ峠はそもそも知りませんでしたが、道志道は5・6年前に走ったことがありました。平野部あり山間部ありと割と変化に富んだ道だったように思います。その当時は(今でもですが)道路事情が分からず、富士山に登ろうと行ったのですが自家用車は通行止めで仕方なく帰ったのが道志道でした(恥)。
それにしても最後の写真は合成かと思いました。wataさんが水鳥なら間違いなくこのようなポーズを取るはずですから!
by 忠 (2019-03-14 16:36) 

wata

枯葉マークさん、こんにちは。

ヤビツ峠越えルートの全線舗装は、ずいぶん前に完了していたようです。
が、路面はところどころ荒れており、かつ幅員が狭いことに変わりはありませんので、うっかり迷い込んだ善良なるファミリー・ドライバーが難儀するであろうことは、火を見るよりも明らかです(笑)。
道志みちの崩落は、発生当時にその規模がとても大きくて驚いた記憶があります。
この日も近隣の交通情報掲示板には迂回路情報が一切表示されておらず、知らずに引き返したり大回りする人もいたのではないでしょうか。
はい、私も調べなかったら他のルートを走っていたと思います(汗)。

by wata (2019-03-14 22:40) 

wata

忠さん、こんにちは。

こちらこそ、いつもご覧いただきありがとうございます。
記事に書いた通り、道志みちは交通量が多いことを除けば、とてもいい道なんです。
仰るように道に変化があって信号は殆ど無く、かつ富士山/山中湖まで一直線ですからね。
沿道には道の駅や日帰り温泉施設、オート・キャンプ場などもあるので、レジャーにも最適な道だと思いますよ。
で、最後の写真、「wataさんが水鳥なら」の意味が不明ですが、もちろん合成などではありません。
ご承知おきください(汗)。

by wata (2019-03-14 22:40) 

オーチャム

ヤビツ峠、初めて買った新車で行ったらすれ違いに難儀して大渋滞を引き起こし、泣きべそをかきながら進んだ記憶が...(笑)。
すれ違いで如何にもならん状況に成っても、何とか帰って来れるもので、不思議ですね。

by オーチャム (2019-03-15 00:05) 

wata

オーチャムさん、こんにちは。

最初の新車でいきなりヤビツ峠へ走りに行くとは、オーチャムさんもかなりのドM・・・いや、かなりのドライブ好きですねぇ(笑)。
今も狭いところはかなり狭いままで、とても神奈川県とは思えないような道だと思います。
が、時期や時間を選んで行けばとても楽しく走れますので、是非ともリベンジにお出かけください!

by wata (2019-03-15 22:00) 

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